2011年4月1日金曜日

南さつま市 位置と地勢001



薩摩半島の西南部、とうけい30度19分、北緯31度24分に位置し、北は鹿児島市・日置市、東は枕崎市、南九州市に隣接し、南側及び西側は東シナ海に面しています。

総面積は283.3㎢で鹿児島県全体の3.1%を占めています。

海岸線の南西部は変化に富んだリアス式海岸が続いており、国の名勝「坊津」及び坊野間県立自然公園の指定を受けた景勝地を有しています。

また、市の総面積の58%が森林で中小の山々が連なり、平野は河川流域に沿って開けています。

気象は平均気温20.7℃、年間平均降雨量は2155㎜で温暖多雨な条件にあります。

南さつま市 沿革

本市は、明治22年の町村制の施行により加世田村、東加世田村、西加世田村、西南方村、阿多村及び田布施村が発足しています。

その後、大正11年に西加世田村が笠沙村に改称し、大正13年に加世田村が加世田町、昭和14年に東加世田村が万世町、昭和15年に笠沙村が笠沙町として長制を施行しています。

昭和26年には笠沙町から大浦地区が分村し大浦村に、昭和28年に西南方村は坊津村と改称し、昭和29年に加世田町と万世町が合併し加世田市として市制を施行しています。

翌30年には田布施村の新川地区と網場地区が加世田市に編入され、同年に坊津村は坊津町として町制を施行しています。

翌31年に阿多村、田布施村が合併し金峰町として町制を施行しています。

大浦村は昭和36年の町制施行により大浦町となっています。

平成17年11月7日に加世田市、笠沙町、大浦町、坊津町及び金峰町の1市4町が合併し南さつま市として市制を施行しています。

データで見る南さつま市

■土地利用面積
山林   58.3%
畑    19.6%
田    11.7%
宅地   6.1%
その他  4.3%

■面積・人口・世帯数
面積   283.37km
人口   39,709人
世帯数  16,834世帯

※平成20年10月1日現在 鹿児島県統計年鑑

平和都市宣言

南さつま市では先の大戦において、多くの市民の尊い命と財産が失われ、特攻基地の一つ万世では若い命も失われました。
戦後、南さつま市は、市民の英知とたゆまぬ努力によって、平和で豊かな郷土を築いてきました。

しかしながら、今なお世界の各地で戦争が絶えず、人類最大の脅威である核兵器も存在しています。戦争の惨禍は二度と繰り返されてはなりません。

私たち南さつま市民は、全世界の人々が等しく平和のうちに生存する権利を有することを確認し、郷土の美しい自然と豊かな暮らしを後世に伝えていくため、恒久平和と核兵器の廃絶を念願し、ここに平和都市を宣言します。

平成22年11月7日 南さつま市

南さつま市憲章

私たち市民は
豊かな自然と歴史に育まれた郷土に誇りを持ち
力を合わせて
ぬくもりと活力に満ちた南さつま市の創造に務めます

そのために

・心身の健康に心がけぬくもりに満ちたまちをつくりましょう

・自然を大切にし美しい郷土をつくりましょう

・勤労を重んじ活力に満ちたまちをつくりましょう

・教養を高め豊かな文化を育てましょう

・みんなが心を通わせともにささえ合う地域社会をつくりましょう

平成18年11月5日

南さつま市章

南さつま市のイニシャル「M」「S」をモチーフに、
吹上浜の海岸線や海・山々の美しい市をデザイン。
自然の〝いのち〟と人々の生き生きとした〝エネルギー〟が調和する様子を、
力強い波の連なりで描いています。