2011年1月1日土曜日

関東ふるさと会発足によせて

南さつま市長 本坊 輝雄

南さつま市関東ふるさと会の発足、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

発足にご尽力いただきました皆さまにまずもってお礼申し上げます。

ご承知のとおり関東地域には、東京加世田会、関東大浦会、関東坊津会、関東阿多会、関東田布施会をはじめ、数多くの南さつま市に関係するふるさと会がございます。

これまでも各種ふるさと会に出席させていただき、関東地区でご活躍されている皆様と親しく情報交換の機会を得、非常に楽しみにしておりますとともに、ふるさと納税等により多くの支援をいただいておりますことに深く感謝の申し上げます。

このたび、関東在住の皆様の親睦と福利増進を図るとともに郷土との連携を強化することを目的に南さつま関東ふるさと会を発足されましたことは、私共にとりましても、心強く感じますとともに大きなよりどころができましたことに市民を代表して心から厚くお礼申し上げます。

さて南さつま市は、加世田市、笠沙町、大浦町、坊津町、金峰町の一市四町が、平成17年11月7日に合併し、人口4万2千人のまちとして、第一歩を踏み出し、去る11月7日で5周年を迎えました。

本市が、記念すべき五周年の節目を迎えるにあたり、遠くふるさとを想われている皆様をはじめ、市民の皆様の不断の努力の賜物と、心から敬意と感謝を申し上げます。

私は、昨年11月に市長に就任し、既に一年余を経過したところでございますが、平成22年度を「改革と再生の年」と位置づけ、「市民目線による行財政の改革」と「現場主義による地域力の再生」を大きな柱に、重点的な取り組みを進めているところでございます。

南さつま市は、日本三大砂丘の吹上浜やリアス式海岸から望む夕陽、大地に広がる緑豊かな自然、一大イベントとして成長してきた吹上砂丘の祭典、歴史・文化を伝える各地域の様々な郷土芸能や伝統行事、多種多様な農・蓄・水産物や加工品、焼酎、電子部品等の地場産業など、多くの資源に恵まれています。

この多くの地域資源、社会資源は、ふるさとの宝であり今後もこれらを活用し、子どもから高齢者までいきいきと暮らせる南さつま市の生きる力、「地域力・産業力・人間力」のパワーアップを目指し、少子高齢化の波を押しのけ、四万人の市民の心をひとつに、「次世代に誇れる南さつま市」を創造して参りたいと考えております。

年末を迎え、慌ただしい日々が続いていると思いますが、寒さも厳しくなって参りますので、お体には十分にお気をつけてご活躍くださいますようご祈念申し上げます。

来るべき平成23年が、皆様にとって素晴らしい年になりますようにご期待申し上げますとともに、2月5日に開催されます南さつま市関東ふるさと会設立総会時にお元気なお姿の皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

平成22年12月20日 南さつま市関東ふるさと会 発足記念誌より

0 件のコメント:

コメントを投稿